[感想]バーチャルさんはみている#1 Vtuberの桃源郷は本当にあったんだ!!

かわいい...
話がちげぇじゃねぇか...

さて,みなさん先日放送されました「バーチャルさんはみている」はご覧になられましたでしょうか?
私もニコニコ(ドワンゴォ!)でみていたのですが,Twitterでの盛り上がりなどとてもすごかったですね!!

そして盛り上がりがすごいだけにネット上では賛否両論があふれていました...
そこで私も色々と感想を書いていきたくなったのでこうしてブログを更新させていただいたわけです.
ではアニメの振り返りとともに色々感想を述べさせていただきたいと思います.

かわいい...

いやもうね,みんな可愛いです.ただし新宝島ステップしてた女,テメーは除く.

私も結構Vの沼に浸かって長いので抵抗がなかったというのもあると思うんですが,下手に出演者のキャラを崩さずにいてくれたのは本当に好感が持てる部分だと思います.Vtuberの方々は普段から活動しているのでそのキャラが崩れたら嫌だなーと思っていたので,これは良い意味で期待を裏切ってくれました.
また,第1話ということもあって無理にキャラ同士を絡ませようとしなかったのも良かったなと思いました.ゲーム部のいつもの寸劇にケリンとかが絡んでくると思うと楽しみなのですが,1話目ではそれぞれの個性を生かした構成でとても良かったと思います.
V沼に自分がハマってしまっているので公正な判断はできないですが,私個人としてはとても面白いアニメだったなと.あとEDが神.

アニメではない?

この意見がTwitter上でとても多く見受けられましたね.

「これは大型コラボ動画を地上波で流しているだけでは.」「アニメでこの内容をやる必要はないよね」などなど...


もちろんこういう意見を唱えていた方々の中にも番組は面白かったという方は見受けられました.ただ,やはり今まで慣れ親しんできたアニメと全く異なる様子に戸惑った人は多かったと思います.私も放送されるまではとても心配だったうちの一人でしたので.

しかし,1話を観て私はこれこそが新しい時代のアニメなのかなと思いました.

その理由は主に以下の3つです.

①広告としてのアニメ
②アニメ製作法の変化
③アニメで終わらない


①広告としてのアニメ

視聴者がアニメに求めるものってやっぱり面白さだと思います.面白いからこそ時間をかけて視聴している.そんな中今回のアニメで集められた人たちはある界隈(V沼)ではとっくに面白いと評判だったわけです.しかもV沼に落ちている人間の大半がアニメにも精通しているわけで(おそらく),そんな人間たちが数十万人規模でこの人たちは面白いとチャンネル登録していたわけです.ということはアニメを視聴している層にはこの「バーチャルさんはみている」はドンピシャだと.面白さはお墨付きだし.こいつら引き摺り込むしかあるまいて!

もちろんそれならわざわざアニメとして地上波で放送する必要ないやんけ!という意見もあると思いますが,やはりV沼に引き摺り込むならオタクくんオタクちゃんからです.だってすでにいっぱい落ちてるし.なのでやっぱりアニメとして放送して存在を知ってもらうというのはバーチャル界隈にとってとても大きな一手だったと思います.
面白さは保証されている中の広告としてのアニメという点でとても新しい時代のアニメだなと思いました.


②アニメ制作法の変化

あとまぁ正直このアニメは費用対効果がすごいんじゃないかと思っています.モデルは既に作成されているものが動かせるわけで,キャプチャーをしっかりすればほぼほぼ違和感なく動作可能.しかもセットもフリーで使用可能なものを使用できたりもしますし...

普通のアニメだと作画にとても時間と人手を割く必要がありますが,このアニメの場合それがほとんどなくて済む.これは大きなメリットだと考えられます.こういう面で費用を抑えられたからこそ音楽系に力を入れたり流行に乗り遅れずにアニメ化することができたのではないかと思いました.

正直Vtuber界隈がバズってまだ1年とちょっとしか経ってないうちからアニメ化は早すぎだろと思った部分があったのですが,金銭面に余裕があり,撮影面でも慣れているスタッフさんたちが既に存在していたという点を見ればそれほどおかしい話ではないのかなと一人納得していました.

それでまぁ何が新しい製作法なのかというと,先ほども述べましたが,これは一枚一枚原画を書くアニメでも3DCGを動かすアニメでもないわけです.これらのアニメ制作の上で労力のかかる作業をほとんどモーションキャプチャーを用いることで解決したアニメなわけです.これにより制作費も労力も減らすことができるという点で,この「バーチャルさんはみている」は新しいなぁと思った次第であります.

③アニメで終わりじゃない

これは本当に新しいなと思ったんですが,普通のアニメでストーリーが完結すればそれで終わりですよね.でも,Vtuberを起用することによって,アニメが終了してもキャラは生き続けることができる.

このキャラが生き続けるというのはとても新しい概念なのではと思います.今まではその役割の半分ほどを声優さんが担当していたとも思うんですが,この場合はキャラ自体が生き続けると.そしてそのキャラと触れ合うこともできる.これは本当に技術の発展の成果としか言いようがないのではないでしょうか.

また,今回の場合とは逆にアニメのキャラクターがVtuberのような形になって触れ合うという形も出てくると思います.アニメを単体で終わらせるのではなく,それ以降もキャラを生き続けさせることができる.このような発想を実現させたという点で,「バーチャルさんはみている」は新しい時代のアニメだなぁと思ったわけです.


色々としゃべりまくりましたが

結論,みんな可愛い.
Vtuber界隈を盛り上げてきたみんなが地上波で喋ってる.本当に見ていて親のような心になりました.あと推しが出演している演劇を観に行く人たちの気持ちがわかった気がします.
なんというか新しいアニメだとか色々言いましたが素直に時間を忘れるアニメでしたのでまた来週以降も観ていくと思います!


それでは,最後まで読んでくださって謝謝茄子!!

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