今回はfishというshellにおいてROSのコマンド補完を行う方法について解説していきます.bashでは基本的にROSの設定さえすればtab補完が使えますがfishでは一手間加えないといけないということで今回はfishでの補完についてみなさんにお伝えしていきます.
Install方法についてはこの記事にて解説させていただいています.
というわけでworkspaceを読み込む際は以下のコマンドを使うようにしましょう.
はじめに
ROSはロボット開発のための一般的なプラットフォームです.通常はドキュメントとかがあるようなもんですがrosbashなどshellに関してはROSはドキュメントを作成していません.以下の文章が公式に記載されているのみです.The rosbash package includes limited support for zsh and tcsh by way of sourcing the roszsh or rostcsh files respectively. We currently do not provide documentation on these shells, though much of the functionality is similar to the bash shell extensions.というわけでfishをbashの代わりに使用するにはどうすればいいのかということを解説していきます.
config.fishの設定
roscd
や rosed
などを使うためにそもそも関数を読み込む必要があります.source /opt/ros/lunar/setup.bash
を.bashrc
に書き込むのと同じように ~/.config/fish/config.fish
に以下のコマンドを記述しましょう.source /opt/ros/kinetic/share/rosbash/rosfish
これで基本的にROSのコマンドがtab補完されるようになります!!workspaceでsourceする方法
基本的にROSではworkspaceをdevel/setup.bash
をsourceで読み込むことで rosrun
とかを使えるようにします.ただ,通常のbashファイルはfishでは読み込むことができないためbassというものをInstallしておきましょう.Install方法についてはこの記事にて解説させていただいています.
というわけでworkspaceを読み込む際は以下のコマンドを使うようにしましょう.
bass source devel/setup.bash
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