【簡単】Ubuntu18.04にROSをInstallする方法を徹底解説

ROSを使いたい!!これはみなさんが思うことですよね.普通に世の中を生きていればROSが使いたくなる時期がいずれ来るかと思います.というわけで今回はUbuntu18.04にROSをInstallする方法を徹底解説します.
基本的に公式ページ(http://wiki.ros.org/melodic/Installation/Ubuntu)を参考にしています.

sources.listを設定する

aptでupdateされるようにリポジトリの設定を行っていきましょう.まずはsources.listの編集です.
sudo sh -c 'echo "deb http://packages.ros.org/ros/ubuntu $(lsb_release -sc) main" > /etc/apt/sources.list.d/ros-latest.list'
ちなみに私の記事をみてfishをshellとして使用してくださっている方は bash --norc というコマンドでbashのshellに切り替えることができるので試してみてください..bashrcを読み込まずにbashを起動するというコマンドです.

鍵の設定

次に鍵を追加していきましょう.基本的には以下のコマンドで大丈夫です.
sudo apt-key adv --keyserver 'hkp://keyserver.ubuntu.com:80' --recv-key C1CF6E31E6BADE8868B172B4F42ED6FBAB17C654
また,curlコマンドで追加することもできます.プロキシサーバーが接続されている場合はこちらでもいいかもしれません.
curl -sSL 'http://keyserver.ubuntu.com/pks/lookup?op=get&search=0xC1CF6E31E6BADE8868B172B4F42ED6FBAB17C654' | sudo apt-key add -

ROSのInstall

まずはUbuntuのパッケージを更新しましょう.
sudo apt update
さて次はいよいよInstallなのですがROSのInstall方法はいくつかあります.最小限の機能だけインストールするなどもできるのですが今回はDesktop-Full Installでいれちゃいましょう.
sudo apt install ros-melodic-desktop-full
ただし,このインストール法でも足りないパッケージなどあるかとおもいますので何かパッケージを追加したい場合は apt search ros-melodic で利用可能なパッケージを調べちゃいましょう.

rosdepの初期化

ROSを使用する前にrosdepを初期化する必要があります.rosdepを使用するとコンパイルするソースのシステム依存関係を簡単にインストールできるのでとてもおすすめです!
sudo rosdep init
rosdep update

環境設定

新しいshellが起動するたびにROSの環境変数が自動的に追加されるようにしておくと便利です.
echo "source /opt/ros/melodic/setup.bash" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
複数のROSディストリビューションがInstallされている場合,~/.bashrcには現在使用しているバージョンのsetup.bashのみ書き込むようにしましょう.
または~/.bashrcに直接書き込む方法でも大丈夫です.
source /opt/ros/melodic/setup.bash

ビルドパッケージの依存環境のインストール

独自のROSワークスペースを作成および管理するには,さまざまな依存環境が別々に配布されます.たとえば,rosinstallは頻繁に使用されるコマンドラインツールであり,1つのコマンドでROSパッケージの多くのソースツリーを簡単にダウンロードできます.
このツールとROSパッケージを構築するためのその他の依存関係をインストールするには,次を実行します.
sudo apt install python-rosinstall python-rosinstall-generator python-wstool build-essential

さいごに

以上でROSの設定は終了です!お疲れ様でした.みなさんも最高のROSライフをご堪能ください.

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