この記事では勉強が捗るコーネル式ノートの取り方について解説します.
コーネル式ノートはコーネル大学で開発されたノート術になります.
ノートを3つのエリアに仕切ってそのエリアごとに情報を整理しながらノートをとっていくという独特な方式となっていますが,このノートを撮ることにより驚くほどスラスラと講義の内容が入ってくるようになります.
また,このノートの取り方ですと講義の内容を全て記載する必要はありません.
決まった内容を各エリアに記載していくだけで完璧なノートをとることができるので1ページに収まりコンパクトにノートをとることができます.
それでは早速コーネル式ノートについて解説していきます.
コーネル式ノートの取り方
コーネル式ノートでは3つの領域に書く内容が分かれていますのでその場所ごとにノートの取り方を解説していきます.
また,領域ごとに書き込むタイミングが異なるので注意しましょう.
①キーワード
こちらは講義が終わった直後やその日のうちに書くようにしましょう.
ここで注意するのが以下の点になります.
- ノートの要点をつなげるような質問を書く
- 講義の中で重要なキーワード
- 理解につなげるための図式
基本的にこの欄では講義を聞いていて疑問に思った点や講義中に解消されたけど疑問に思ったことを書くようにしましょう.
もちろんノートを見返してキーワードを書いてもかまいません.
できるだけノートに記載した内容の理解を深めるような内容を記述するようにしましょう.
例えばプログラミングの講義の話ですと「このライブラリを使用してこのようなコードを書きます」という内容がよくあるかと思います。
ノートを取る際は「このライブラリを使用」,「こういうコードを書く(コードの大まかな内容)」などを箇条書きで記載するかと思います。
そこでキーワードとしては「なぜこのライブラリを使用するのか(利点など)」,「コードを書いて結局何がしたいのか」などの疑問点とその答えを記載するようにすれば良いと思います.
②ノート
こちらが基本的に講義中に記載する内容になり,講義内容をここに記述します.ここで注意するのが以下の点になります.
- 簡潔な文章で記載する
- 箇条書きで記載する
- 要点と要点の間に十分な空白を作る
最初は箇条書きで必要なことだけ記載していくことは難しいと思いますが,慣れると書くのはこれだけで良いんだなと感心することだと思います.
ノートを書くことが講義の内容の理解につながるわけではなく,書く行為を最小限にすることで講義内容について考える時間を増やすことで内容を理解するということがコンセプトとなっています.
さらには自身で講義の中で何が重要なのか考えながら講義を受けることでその講義の前後の内容のつながりなども意識することができ,一連の講義の深い理解につなげることができます.
③サマリー
サマリーも授業後に記載する項目です.
こちらは名前通り講義の内容のまとめを1-2行で記載します.
後にノートを読み返した時にその講義の大まかな内容を理解できるような文章を書くことがポイントになります.
コーネル式ノートのEvernoteテンプレート
Evernoteのコーネル式ノートのテンプレートをこちらで配布しております.
是非みなさんもこのノートをショートカットに登録しておいて,ノートをとるたびにそこから複製して使用してみてください.
特にEvernoteではファイルも添付することが可能ですので講義資料や講義音声を添付しておくことで講義の内容を整理するのにとてもおすすめなアプリとなっています.
まとめ
この記事ではコーネル式ノートの取り方について解説しました.また、Evernoteのテンプレートについても掲載しましたので是非活用していただけますと幸いです.
参考サイト
https://studyhacker.net/columns/cornellnotebook-method
https://c-institute.com/cornellnote-for-evernote/
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