この記事では人気の動画編集ソフトであるFilmora9をUbuntu18.04で使用する方法について解説していきます.
ちなみに筆者のwineのバージョンは執筆時点で最新のstable版である5.0.1です.最新版のwineのインストール方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので是非読んでみてください.
また,Filmoraは公式でUbuntuに対応していないのでこの記事に書いてある方法を試して何か問題が起こったとしても自己責任でお願いします.
まぁそもそもwineを使うのも規約や動作的に怪しい点ではありますが,やはりWindows嫌いの私がWindowsアプリを使うにはこうして生きていくしかないのです.
wineの設定
というわけでFilmoraを起動するべく必要なライブラリなどをインストールしていきます.
まずはwinecfg
でwineの設定を行っていきます.まず,Windowsは10にしておいてください.次にライブラリの欄に移動してctapi32
,d3d9
,opencl
,dxgi
,msvcr120
,crypt32
というライブラリを追加してください.全部追加した後のライブラリの一覧は以下のような感じです.
Filmoraのインストール
設定が終わりましたのでさっそくFilmoraのインストールを行っていきます.
まずはオフラインインストーラを用意します.また,何度か試してみたところ,最新のバージョンのFilmoraは私の場合使用できなかったので拾ってきたversion9.3のインストーラを使用しました.rarファイルを解凍するとSetupフォルダ内にインストーラがあるかと思います.Crackは見て見ぬふりをしてください.(ちなみにどこに転がっていたファイルかわかりませんのでウィルスチェックなどしっかり行いましょう)
まぁUbuntuやしええやろと思って私はそのままインストーラを起動しましたが...
というわけでインストーラを実行していった後,プログラムを開くとこの通り.
しっかりとwineでアプリケーションを開くことができました.しかも動画編集はもちろんエンコードまで完璧という充実っぷりです.
ちなみに初回起動時にGPUがあーだこーだと言われるかもしれませんが適当にスキップするかしておきましょう.おそらく正常にセットアップで切れいればnvidiaドライバーなどがいい仕事をしてくれるはずですが私のPCにはintelのGPUしか入っていないので飛ばしました.GPUを使用されるという方は参考サイトに記載されているサイトにアクセスしてくださると詳しく解説されているかと思います.
また,Filmoraの設定として,以下の画像のように仮想デスクトップ演算を入れておくと左上のファイルとかの欄が見きれずに表示されるかと思います.サイズはお好みですが,私は1400*900にしています.
まとめ
というわけでこの記事ではFilmora9をUbuntu18.04にインストールする方法について解説しました.この記事に書いてないけど失敗したパターンが多くあり(主に最新のインストーラを使用するとアプリケーションが壊れていたり),心が挫けそうになりましたがなんとかUbuntuで動いてくれました.
というわけでみなさんも是非試してみてください!
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