Ubuntu18.04にMacからリモートデスクトップで接続する方法を解説します.手順としてはUbuntuにssh接続を行いvncが使うPortにPort Forwardingしてやり,その後MacからPort Forwardingで設定したPortにvnc接続するという手順となります.
割とCompressionのオプションなども追加して接続しているのですがタイムラグが酷すぎて使えたものではないです.また,基本的にコマンドラインから起動できるGUI環境のみ使えるためブラウザを研究室のパソコンで開きまくって自分のパソコンの寿命をできるだけ伸ばしたいみたいな時には向いていません.
そのためVNCでGUIアプリも含めて使えるようにしたいという話です.
Vinoを入れた後に再起動すると画面共有の項目が出ているかと思われます.
そして画面共有をONにすればサーバー側の設定は完了です!
そして今回は研究室のPCに家からリモートデスクトップ接続するという状況を想定してますのでssh接続経由でvncのためのポートをポートフォワーディングしてやります.
そのため研究室のPCにssh接続をすることができる状態にはなっているという仮定します.研究室のPCにssh接続する方法はこの記事をご覧ください.
立命館大学の学内ネットワークを通して研究室のPCにssh接続する方法【Ubuntu 16.04】
https://virtualsanpo.blogspot.com/2020/02/pcsshubuntu-1604.html
グローバルipやポートはこの記事基準で以降書いていこうかと思います.
また,MacでVNC接続する際に互換性のないバージョンのエラーで接続できない場合は以下のコマンドをUbuntu側で入力すればいいです.
接続する際は先ほどポートフォワーディングを行いましたので
パスワードを入力すればもうできあがりです.こんな感じで画面共有ができました!!
研究室の電気代で何もかもやり放題!サイコーーーーー!
参考サイト
https://blog.mosuke.tech/entry/2015/08/13/000440/
https://rabirgo.net/dev/vnc-mojave-to-ubuntu-18-04/
https://cyber-tenchou.com/tips/20190114/
はじめに
以前sshの設定方法を解説しましたがやはり私にはCUIだけの環境は早すぎたようです.なので今回はどうにかしてリモート環境でストレスなくGUI環境を使いたいという記事になります.X11での接続
最初はこれでいいと思っていたんですがやはり単純なX11接続は重すぎる!!割とCompressionのオプションなども追加して接続しているのですがタイムラグが酷すぎて使えたものではないです.また,基本的にコマンドラインから起動できるGUI環境のみ使えるためブラウザを研究室のパソコンで開きまくって自分のパソコンの寿命をできるだけ伸ばしたいみたいな時には向いていません.
そのためVNCでGUIアプリも含めて使えるようにしたいという話です.
VNCの設定
画面共有設定
まずは画面スクリーンショット 2020-03-07 12.00.40共有の設定を行なっていきましょう.設定画面を開いて共有の部分を見てみてください.ここに画面共有の項目があればいいんですがない方は以下のコマンドでvinoというものを入れておきましょう.sudo apt install vino
Vinoを入れた後に再起動すると画面共有の項目が出ているかと思われます.
そして画面共有をONにすればサーバー側の設定は完了です!
VNC接続
今回はMac環境で語らせていただきます.そして今回は研究室のPCに家からリモートデスクトップ接続するという状況を想定してますのでssh接続経由でvncのためのポートをポートフォワーディングしてやります.
そのため研究室のPCにssh接続をすることができる状態にはなっているという仮定します.研究室のPCにssh接続する方法はこの記事をご覧ください.
立命館大学の学内ネットワークを通して研究室のPCにssh接続する方法【Ubuntu 16.04】
https://virtualsanpo.blogspot.com/2020/02/pcsshubuntu-1604.html
グローバルipやポートはこの記事基準で以降書いていこうかと思います.
ポートフォワーディング
今回vinoのvncサーバーを入れましたが基本的にvncのデフォルトポートは5900+ディスプレイ番号みたいな感じらしいです.そのためサーバー側でvncポートがどの番号か確認しておきましょう.sudo lsof -i:5900
このコマンドでは5900ポートが何に使われているか調べることができます.以下のような結果が表示されればvnc接続がこのポートを通して行えます.COMMAND PID USER FD TYPE DEVICE SIZE/OFF NODE NAME
vino-serv 18209 username 11u IPv6 774727 0t0 TCP *:5900 (LISTEN)
vino-serv 18209 username 12u IPv4 774728 0t0 TCP *:5900 (LISTEN)
きちんと5900がvino-servのポートとして登録されておりLISTEN状態になっています.というわけで今回は5900をsshポートフォワーディングで開いていきたいと思います.といってもポートフォワーディングは下記のコマンドを実行するだけで行うことができます.ssh -p 39739 -L 15901:localhost:5900 username@133.19.39.39
通常のsshコマンドは ssh -p 39739 username@133.19.39.39
ですので-Lオプションを足すだけですね.ポートフォワーディング部分ではMacの15901ポートに接続すると,その通信をサーバーのSSHを経由して5900ポートに転送するという設定を行なっています.まぁこれで5900ポートがルーターで開けなくても使えるよということです.また,MacでVNC接続する際に互換性のないバージョンのエラーで接続できない場合は以下のコマンドをUbuntu側で入力すればいいです.
gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
MacからVNC接続
最後にクライアントから接続しましょう.Macの場合はFinderからcommand + K
で以下のようにサーバーに接続することができます.接続する際は先ほどポートフォワーディングを行いましたので
vnc://localhost:15901
で接続できるはずです.接続できた場合こんな感じでパスワードを聞かれますのでUbuntuの画面共有設定の時に設定したパスワードを入力しましょう.パスワードを入力すればもうできあがりです.こんな感じで画面共有ができました!!
さいごに
これで快適なリモートデスクトップ環境が整いましたね!研究室の電気代で何もかもやり放題!サイコーーーーー!
参考サイト
https://blog.mosuke.tech/entry/2015/08/13/000440/
https://rabirgo.net/dev/vnc-mojave-to-ubuntu-18-04/
https://cyber-tenchou.com/tips/20190114/
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